生まれた年の誕生石
生まれた年の誕生石は、1951年にアメリカの宝石商であるジョン・ペリー・ジョンソン氏が考案しました。
ジョンソン氏は、当時人気が高かった月ごとの誕生石に加えて、生まれた年にちなんだ誕生石を制定することで、宝石の需要を拡大しようと考えました。
ジョンソン氏は、12ヶ月の誕生石を12種類の宝石で割り当てたアメリカ宝石商組合(GIA)のリストに着想を得て、西暦の下1桁で誕生石を割り当てました。 ジョンソン氏の考案は、すぐに広まり、現在では世界中で広く知られています。
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年数の誕生石は下1桁で決まります。
例)2001年生まれの人はアメジスト、1985年生まれの人は5のサファイアになります。
0・・・ガーネット
1・・・アメジスト
2・・・アクアマリン
3・・・ダイヤモンド
4・・・エメラルド
5・・・サファイア
6・・・ルビー
7・・・ペリドット
8・・・オパール
9・・・トパーズ
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生まれた月の誕生石
誕生石とは、1月生まれから12月生まれまでの各月にちなむ宝石のことです。
国によって多少異なりますが生まれた月の誕生石の解説ページはこちら
自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があると言われる俗習の一種です。
誕生石の由来には説がいくつかあり、定かではありませんが、有名なものには旧約聖書などに12種類の宝石の記載があり、約3500年前に遡るのではと言われています。
また、世界中で宝石の交易が活発に行われるようになった頃、当時の宝石商であるポルトガル人が旧約聖書や新約聖書などの文献を元に、「誕生石」として考案したことが世間に広まっていく最初のきっかけになったと言われています。
その後、1912年8月にアメリカのカンサス・シティーで開催された米国宝石組合大会で、1月から12月までの各月に1つの宝石が割り当てられ、誕生石として統一されました。
日本では、1958年に日本宝石協会(JJA)によって、1月から12月までの各月に1つの宝石が割り当てられました。その後、2021年に、JJAは、12月の誕生石をジルコン、タンザナイト、トルコ石、ラピスラズリの4つに変更しました。 誕生石は、アクセサリーやジュエリーなどの素材として人気があり誕生日プレゼントや記念日の贈り物としてもよく選ばれています。
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