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オニキス／Onyx　天然石　パワーストーン

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オニキス

和名：黒瑪瑙（くろめのう）オニキスはどんな石？

オニキスは、古くから人々を魅了してきたパワーストーンです。縞模様のある瑪瑙（めのう）の一種で、特に黒地に白や茶色の縞模様が美しいものは「オニキス」と呼ばれています。

オニキスとブラックオニキスの違い

オニキスとブラックオニキスは、どちらも瑪瑙（めのう）の一種ですが、縞模様が入っているかどうかが違います。
オニキスは、黒と白の縞模様が入った瑪瑙です。縞模様がはっきりしているものを「縞瑪瑙」、縞模様がほとんどない、またはまったくないものを「ブラックオニキス」と呼びます。
そのため、ブラックオニキスはオニキスの一種ですが、オニキスとブラックオニキスは同じではありません。


 

 

オニキスの効果

魔除け・厄除け
オニキスは、魔除けや厄除けの石として古くから珍重されてきました。ネガティブなエネルギーを跳ね返し、精神を安定させると言われています。
集中力アップ
オニキスは、集中力を高め、意思力を強くする力があるとされ、目標達成をサポートすると言われています。
洞察力・客観性アップ
オニキスは、洞察力や客観性を高め、冷静な判断を促す力も持ち合わせるとされています。
自信・勇気
オニキスは、自信や勇気を与え、困難を乗り越える力を養うと言われています。
意思力
オニキスは、意思力を強くし、目標達成をサポートすると言われています。
忍耐力
オニキスは、忍耐力を高め、困難な状況を乗り越える力を養うと言われています。
リーダーシップ
オニキスは、リーダーシップを高め、周囲の人々を導く力があるとされています。
グラウンディング
オニキスは、グラウンディング効果があり、地に足をつけた安定した状態を保つサポートをすると言われています。
内面への探求
オニキスは、内面への探求を促し、自分自身を深く理解するサポートをすると言われています。
カルマの浄化
オニキスは、カルマの浄化を促し、過去のトラウマを癒すサポートをすると言われています。


 

 

オニキスの歴史

オニキスの語源と古代文明における役割
オニキスという名前は、古代ギリシャ語で「爪」を意味する「オニュクス（onyx）」に由来します。古代エジプトでは、オニキスは神聖な石として崇拝され、装飾品や護符として広く使われていました。ファラオの王冠や装飾品にもオニキスが使われていたことが発掘されています。

古代ローマでは、オニキスは勝利の石として戦士に身につけられ、魔除けや厄除けの石としても珍重されていました。また、弁護士や裁判官は、オニキスを身につけることで、公平な判断を下せるように願っていました。

中世から現代におけるオニキスの変遷
中世になると、オニキスはキリスト教においても重要な役割を果たすようになりました。司祭や修道士は、オニキスを身につけて祈りを捧げ、悪魔から身を守るためにオニキスの護符を身につけていました。

ルネサンス期には、オニキスはカメオや凹版によく使用され、装飾芸術での人気が高まりました。18世紀には、イギリスのジョージ王朝において、オニキスは喪服の装飾として使用されるようになりました。

現代では、オニキスは様々なアクセサリーやインテリアとして人気があります。パワーストーンとしても注目されており、魔除けや厄除け、集中力アップ、意思力強化など、様々な効果があると信じられています。


 

オニキスを身に着けていた人物

オニキスは、古代から現代まで多くの人々に愛されてきた宝石です。その美しい見た目と様々な力を持つことから、王族、芸術家、政治家など、多くの人々がオニキスを身に着けていました。

古代エジプト
クレオパトラ: エジプト最後の女王であるクレオパトラは、オニキスの装飾品を身に着けていたことが知られています。オニキスは、古代エジプトでは神聖な石とされ、魔除けや厄除けの効果があると信じられていました。
ツタンカーメン: 古代エジプト王ツタンカーメンの墓からは、オニキスの装飾品が数多く出土しています。オニキスは、ツタンカーメンにとって重要な宝石だったと考えられています。
古代ローマ
アウグストゥス: ローマ皇帝アウグストゥスは、オニキスのカメオを身に着けていました。オニキスは、古代ローマでは勝利の石とされ、戦士によく身に着けられていました。
ネロ: ローマ皇帝ネロは、オニキスの杯を使用していたと言われています。オニキスは、古代ローマでは高級な宝石とされ、富の象徴とされていました。
中世ヨーロッパ
シャルルマーニュ: フランク王国の王シャルルマーニュは、オニキスの冠を身に着けていました。オニキスは、中世ヨーロッパでは聖なる石とされ、司祭や修道士がよく身に着けていました。
ダンテ: イタリアの詩人ダンテは、オニキスの指輪を身に着けていたと言われています。オニキスは、中世ヨーロッパでは魔除けの効果があると信じられていました。
近代
ナポレオン: フランス皇帝ナポレオンは、オニキスの装飾品を身に着けていました。オニキスは、近代ヨーロッパでも人気のある宝石であり、富の象徴とされていました。
ヴィクトリア女王: イギリスのヴィクトリア女王は、オニキスのブローチを身に着けていました。オニキスは、ヴィクトリア女王にとって mourning ジュエリーとしても使用されていました。
上記以外にも、オニキスを身に着けていた歴史上の人物はたくさんいます。オニキスは、時代を超えて多くの人々に愛されてきた宝石と言えるでしょう。


 

オニキスはこんな人にお勧め

目標を達成したい人: オニキスは、集中力を高め、意思力を強くする力があるとされています。目標達成をサポートしてくれるでしょう。
困難を乗り越えたい人: オニキスは、忍耐力を高め、困難な状況を乗り越える力を養うと言われています。
自分自身を深く理解したい人: オニキスは、内面への探求を促し、自分自身を深く理解するサポートをすると言われています。
ネガティブな考えに囚われやすい人: オニキスは、ネガティブなエネルギーを跳ね返し、精神を安定させると言われています。
リーダーシップを発揮したい人: オニキスは、リーダーシップを高め、周囲の人々を導く力があるとされています。
地に足をつけた生活を送りたい人: オニキスは、グラウンディング効果があり、地に足をつけた安定した状態を保つサポートをすると言われています。
様々なパワーストーンの効果を同時に得たい人: オニキスは、他のパワーストーンとの相性が良く、様々なパワーストーンの効果を同時に得ることができると言われています。


 

オニキスと相性の良い石

シトリン: 金運を高め、富を引き寄せる効果がある
タイガーアイ: 仕事運を高め、成功をサポートする効果がある
パイライト: 金運を高め、才能を発揮するサポートをする効果がある
ローズクォーツ: 恋愛運を高め、愛情を引き寄せる効果がある
アメジスト: 恋愛運を高め、真実の愛を見つけるサポートをする効果がある
ラピスラズリ: 人間関係を円滑にし、コミュニケーション能力を高める効果がある
ブラックトルマリン : 強い浄化力があり、ネガティブなエネルギーを払う効果がある
スモーキークォーツ: 邪気や悪意を払い、精神を安定させる効果がある
オブシディアン : 魔除けの効果が強く、潜在能力を引き出す効果がある
ロッククリスタル（水晶）: 万能のパワーストーンであり、他のパワーストーンの効果を高める効果がある
アメジスト: 精神を安定させ、集中力を高める効果がある
ラピスラズリ: 知性を高め、直感力を磨く効果がある


 

 

オニキスと相性の悪い石

オニキスは様々なパワーストーンと相性が良く、複数の効果を同時に得ることができます。しかし、一部の石とは相性が悪いとされ、効果が弱くなったり、逆効果になったりする可能性があります。

オニキスと相性の悪い石の代表例は以下の通りです。

ガーネット: 情熱や闘争心を高める効果があるが、オニキスの落ち着きや安定性を妨げる可能性がある
ルビー: 活力や生命力を高める効果があるが、オニキスの集中力を妨げる可能性がある
シトリン: 金運や仕事運を高める効果があるが、オニキスの魔除け・厄除けの効果を弱める可能性がある
これらの石は、オニキスの持つ穏やかで安定したエネルギーと相反する性質を持っているため、組み合わせると効果が打ち消されてしまうと考えられています。


 

 

オニキスの石言葉

魔除け・厄除け: 邪悪なエネルギーから身を守り、災いから遠ざける力があるとされています。
成功: 目標達成をサポートし、勝利へと導く力があるとされています。
集中力: 精神を集中させ、意思力を強くする力があるとされています。
忍耐力: 困難な状況を乗り越え、目標を達成する力があるとされています。
冷静沈着: 慌てふためかず、冷静な判断を下す力があるとされています。
自信: 自分自身を信じ、前に進む勇気を与えてくれると言われています。
内面への探求: 自分自身を深く理解し、成長を促す力があるとされています。
グラウンディング: 地に足をつけた安定した状態を保つサポートをすると言われています。
友情: 大切な人との絆を深め、友情を育む力があるとされています。
直感力: 優れた直感力を与え、真実を見抜く力があるとされています。


 

 

良いオニキスの見分け方

黒色: 最も一般的なオニキスの色です。深みのある黒色は高級感があり、魔除け・厄除けの効果が高いと言われています。
緑色: 金運や健康運を高める効果があるとされています。
赤色: 恋愛運や情熱を高める効果があるとされています。
縞模様: 集中力や意思力、忍耐力などの効果を高める効果があるとされています。
模様
平行な縞模様: 規則正しい平行な縞模様は、高品質とされています。
波状の縞模様: 自然な波状の縞模様も、個性があって魅力的です。
不規則な縞模様: 不規則な縞模様は、ユニークで個性的な印象を与えます。
透明度
透明度の高いオニキス: 光沢があり、高級感があります。
透明度の低いオニキス: 深みのある色合いが魅力的です。
傷、欠け、クラック
傷、欠け、クラックのないオニキス: 高品質とされています。
小さな傷、欠け、クラック: 目立たなければ、問題ありません。
大きな傷、欠け、クラック: 見た目が悪くなるだけでなく、耐久性にも影響を与える可能性があります。
インクルージョン
インクルージョン: 天然石に内包される鉱物などの異物です。
目立たないインクルージョン: 問題ありません。
目立つインクルージョン: 見た目が悪くなるだけでなく、耐久性にも影響を与える可能性があります。
加工
磨き: ツヤのある美しい仕上がりになります。
艶消し: シックで落ち着いた印象になります。
カット: 様々な形に加工することができます。
価格
品質、大きさ、産地、加工によって価格が異なります。
高価なオニキス: 高品質で希少価値の高いものです。
安価なオニキス: 品質が低いものや、加工が簡単なものです。
その他
自分の直感: 自分が惹かれるオニキスを選ぶことも大切です。
信頼できるお店で購入する: 偽物や品質の悪いオニキスを売っているお店もありますので、注意が必要です。


 

 

オニキスの偽物

見た目
色: 本物のオニキスは、深みのある黒色や緑色、赤色をしています。偽物は、色が薄かったり、不自然な色をしていたりします。
模様: 本物のオニキスは、規則正しい縞模様や自然な波状の縞模様をしています。偽物は、縞模様が不規則だったり、ぼやけていたりします。
透明度: 本物のオニキスは、透明度が高かったり、低かったりします。偽物は、不自然な透明度をしていたりします。
光沢: 本物のオニキスは、光沢があります。偽物は、光沢がなかったり、プラスチックのような光沢をしていたりします。
触り心地
本物のオニキス: ひんやりとした触り心地です。
偽物: プラスチックのような軽い触り心地です。
重さ
本物のオニキス: 天然石なので、重みがあります。
偽物: プラスチックやガラスで作られていることが多いので、軽いです。
価格
本物のオニキス: 高品質なものは高価です。偽物は、安価に販売されています。
購入場所
信頼できるお店: ジュエリーショップやパワーストーン専門店など、信頼できるお店で購入しましょう。
怪しいお店: 路上販売やインターネットオークションなど、怪しいお店で購入するのは避けましょう。
鑑別
専門家に鑑別してもらう: どうしても真偽がわからない場合は、宝石鑑別士などの専門家に鑑別してもらいましょう。
偽物のオニキスは、見た目が悪いだけでなく、耐久性にも問題があります。購入する際は、十分に注意しましょう。


 

 

オニキスの主な産地

ブラジル: 世界最大のオニキス産出国です。高品質な黒オニキスが多く産出されます。
ウルグアイ: 美しい縞模様のオニキスが産出されます。
インド: 赤色や緑色のオニキスが産出されます。
アメリカ合衆国: カリフォルニア州やオレゴン州などで産出されます。
マダガスカル: 縞模様が美しいオニキスが産出されます。
パキスタン: 緑色のオニキスが産出されます。
メキシコ: 黒オニキスが多く産出されます。
トルコ: 縞模様が美しいオニキスが産出されます。

これらの産地以外にも、世界各地でオニキスは産出されています。産地によって、色、模様、透明度などが異なってきます。
オニキスを選ぶ際は、色、模様、透明度、傷、欠け、クラック、インクルージョン、加工、価格などを総合的に判断することが大切です。


 

 

オニキスはどんなものに使われる？

装飾品
ネックレス: オニキスの美しい縞模様を生かしたネックレスは、定番の人気アイテムです。
ブレスレット: オニキスのパワーストーンとしての効果を期待して、ブレスレットを身に着ける人も多いです。
ピアス: オニキスのシックで落ち着いた色合いは、ピアスにも人気です。
指輪: オニキスの重厚感のある指輪は、男性にも女性にも人気です。
置物
オベリスク: オニキスのオベリスクは、魔除けやインテリアとして人気です。
丸玉: オニキスの丸玉は、インテリアとして人気です。
置物: オニキスの置物は、様々な形のものがあります。
その他
印鑑: オニキスの印鑑は、魔除けや厄除けの効果があるとされています。
彫刻: オニキスの縞模様を生かした彫刻は、芸術作品として高く評価されています。
工芸品: オニキスの美しい色合いを生かした工芸品は、世界各地で作られています。
オニキスは、比較的安価なパワーストーンですが、硬度が高いため、加工も容易です。そのため、様々な用途に使われています。


 

 

オニキスの硬度

オニキスのモース硬度は 6.5～7 とされています。これは、鉱物としては比較的硬い部類に入ります。
オニキスの硬度 6.5～7 は、ガラス (モース硬度5.5) より硬く、ロッククリスタル（水晶） (モース硬度7) と同程度です。つまり、日常的な使用であれば傷がつく心配は少ないと言えます。
しかし、オニキスは衝撃には弱いため、落としたりぶつけたりすると欠けたり割れたりする可能性があります。また、高温にも弱いため、直射日光や火の近くに置くと色褪せたり変色したりする可能性があります。


 

 

人工のオニキスは作れる？

人工オニキスは、主に以下の2つの方法で作られています。
合成法
天然のオニキスの成分である二酸化ケイ素と酸化鉄などを高温で溶融し、結晶化させて作ります。
天然のオニキスと見分けがつかないほど高品質なものから、安価なものまで、様々な種類の人工オニキスが作られています。
再生法
割れたり欠けたりした天然のオニキスの破片を接着剤などで繋ぎ合わせ、研磨して作ります。
天然のオニキスと見分けがつかないほど高品質なものから、目立つ継ぎ目があるものまで、様々な種類の人工オニキスが作られています。
人工オニキスは、天然のオニキスよりも安価で、傷や欠けが少ないというメリットがあります。


 

 

オニキスはリサイクルできる？

オニキスは、理論的にはリサイクル可能ですが、実際にはリサイクルされることは稀です。
オニキスは、二酸化ケイ素という鉱物でできています。二酸化ケイ素は、ガラスやセラミックなどの原料として使用されるため、リサイクルすることが可能です。
しかし、オニキスは様々な色や模様を持つ宝石です。リサイクルする際には、色や模様を分別する必要があり、コストがかかります。また、オニキスは小さな粒であることが多く、リサイクルすることが難しい場合もあります。
そのため、オニキスはリサイクルされることは稀で、ほとんどが廃棄されています。


 

 

様々な天然石パワーストーンのデータベースです。

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