- 和名:青金石・瑠璃(せいきんせき・るり)ラピスラズリはどんな石?
- ラピスラズリの効果
- ラピスラズリの歴史
- ラピスラズリを身に着けていた人物
- ラピスラズリはこんな人にお勧め
- ラピスラズリと相性の良い石
- ラピスラズリと相性の悪い石
- ラピスラズリの石言葉
- 良いラピスラズリの見分け方
- ラピスラズリの偽物
- ラピスラズリの主な産地
- ラピスラズリの硬度
- ラピスラズリの相場価格推移
- ラピスラズリの年間採掘量
- ラピスラズリの推定埋蔵量
- 人工のラピスラズリは作れる?
- ラピスラズリはリサイクルできる?
- 様々な天然石パワーストーンのデータベースです。
和名:青金石・瑠璃(せいきんせき・るり)ラピスラズリはどんな石?
ラピスラズリは、青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石です。
ラピスラズリの特徴は、見る角度によって青、緑、黄、赤など、さまざまな色の輝きを放つことです。この虹色の輝きは、ラブラドレッセンスと呼ばれており、宇宙のエネルギーを宿していると言われています。
ラピスラズリは、紀元前から世界中で珍重されてきた、美しい青色をした宝石です。さまざまな鉱物の集合体で成り立つ表情豊かな宝石は、和名を「瑠璃」と言い、「聖なる宝石」とも呼ばれています。
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ラピスラズリの効果
邪気や邪念を払い、幸運を引き寄せる
邪気や邪念を払う強力なエネルギーを持つ石です。そのため、身に着けることで、マイナスなエネルギーから身を守り、幸運を引き寄せることができると言われています。
直感力やインスピレーションを高める
仕事や勉強で新しいアイデアを生み出したいときや、創造的な活動をしているときに身に着けると効果的です。
心を穏やかにしてくれる
ストレスや不安を解消したいときや、感情をコントロールしたいときに身に着けると効果的です。
ネガティブなエネルギーを浄化し、持ち主を守る
仕事や人間関係などで悩んでいるときに身に着けると効果的です。
ラピスラズリは、さまざまな効果を持つ石です。ラピスラズリを身に着けることで、心身の癒しや、さまざまな目標の達成に役立てることができるでしょう。
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ラピスラズリの歴史
ラピスラズリの歴史は、非常に古く、紀元前3100年頃から人類に知られていたと考えられています。古代エジプトでは、ラピスラズリは神聖な宝石として、王族や貴族の間で珍重されていました。ツタンカーメン王のマスクにも、ラピスラズリが使用されています。
古代エジプト以外にも、古代メソポタミアや古代ギリシャ、古代ローマなど、さまざまな古代文明でラピスラズリは珍重されていました。ラピスラズリは、青色が空や神々の色とされており、魔除けや守護石として用いられていました。
中世ヨーロッパでは、ラピスラズリは知識や知恵の象徴と考えられ、学者や聖職者に好まれました。また、ラピスラズリは、神秘主義や占星術でも重要な役割を果たしていました。
現代では、ラピスラズリは世界中で珍重される宝石です。ラピスラズリは、その美しい青色やラブラドレッセンス、そしてさまざまな効果で、多くの人々に愛されています。
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ラピスラズリを身に着けていた人物
ツタンカーメン王(古代エジプト)
ツタンカーメン王のマスクには、ラピスラズリが使用されており、古代エジプトでラピスラズリがどれほど珍重されていたかがうかがえます。
クレオパトラ7世(古代エジプト)
クレオパトラ7世もラピスラズリを愛用しており、その美しさは「クレオパトラの青」として知られています。
アウグストゥス帝(古代ローマ)
ラピスラズリを守護石として身に着けており、その効果を信じていました。
聖アウグスティヌス(キリスト教の聖人)
ラピスラズリを「神の石」と呼び、その美しさに感嘆していました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(ルネサンス期の芸術家)
ラピスラズリをインスピレーションの源として愛用していたと言われています。
マリー・アントワネット(フランス王妃)
ラピスラズリを好んで身に着けており、その美しさは「マリー・アントワネットの青」として知られています。
ナポレオン・ボナパルト(フランス皇帝)
ラピスラズリを勝利の石として身に着けており、その効果を信じていました。
このように、ラピスラズリは、古代から現代まで、さまざまな歴史上の人物に愛用されてきた宝石です。ラピスラズリの美しさや効果は、多くの人々を魅了し続けています。
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ラピスラズリはこんな人にお勧め
邪気や邪念から身を守りたい人
直感力やインスピレーションを高めたい人
心を穏やかにしたい人
ネガティブなエネルギーを浄化したい人
仕事や人間関係などで悩んでいるときに身に着けると効果的です。
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ラピスラズリと相性の良い石
アメジスト:ラピスラズリと同じく、邪気や邪念を払う効果があるとされています。そのため、ラピスラズリとアメジストを組み合わせることで、さらに強力な効果を発揮すると言われています。
アクアマリン:心を穏やかにする効果があるとされています。そのため、ラピスラズリとアクアマリンを組み合わせることで、ラピスラズリの直感力やインスピレーションを高める効果をより発揮しやすくなると言われています。
ガーネット:目標を達成する効果があるとされています。そのため、ラピスラズリとガーネットを組み合わせることで、ラピスラズリの邪気や邪念を払う効果と、ガーネットの目標を達成する効果を相乗的に高めることができると言われています。
ラブラドライト:ラピスラズリと同じく、虹色の輝きを放つ石です。そのため、ラピスラズリとラブラドライトを組み合わせることで、より美しい輝きを楽しめると言われています。
モリオン:ネガティブなエネルギーを浄化する効果があるとされています。そのため、ラピスラズリとモリオンを組み合わせることで、ラピスラズリの邪気や邪念を払う効果をより高めることができると言われています。
ターコイズ:持ち主を守る効果があるとされています。そのため、ラピスラズリとターコイズを組み合わせることで、ラピスラズリの持ち主を守る効果をより高めることができると言われています。
もちろん、相性の良い石は、個人の好みや目的によっても異なります。自分に合った石を組み合わせて、ラピスラズリの力を最大限に発揮しましょう。
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ラピスラズリと相性の悪い石
ラピスラズリと相性の悪い石は、基本的にはありません。ラピスラズリは、幅広い効果を持つ石であり、他の石との相性も良いと言われています。
ただし、一部の石は、ラピスラズリの持つエネルギーと相反する可能性があるため、注意が必要です。
例えば、ラピスラズリは邪気や邪念を払う効果があるとされています。そのため、悪魔や魔術と関連する石とは、相性が悪いと言われています。
また、ラピスラズリは直感力やインスピレーションを高める効果があるとされています。そのため、思考を鈍らせる石とは、相性が悪いと言われています。
このように、ラピスラズリと相性の悪い石は、個人の好みや目的によっても異なります。自分に合った石を組み合わせて、ラピスラズリの力を最大限に発揮しましょう。
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ラピスラズリの石言葉
真実
幸運
知恵
直感
インスピレーション
浄化
守護
成功
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良いラピスラズリの見分け方
色が濃く、深みのある青色であること
ラブラドレッセンス(青い光の輝き)が美しいこと
ラピスラズリの品質は、色とラブラドレッセンスが最も重要です。色が濃く、深みのある青色であるほど、価値が高くなります。また、ラブラドレッセンスも美しく、虹色の輝きが強いほど、価値が高くなります。
また、不純物(金色のパイライトや白いカルサイト)が多いほど、価値は低くなります。パイライトやカルサイトは、ラピスラズリの美しさを損なうだけでなく、石の耐久性にも影響を与える可能性があるためです。
ただし、ラピスラズリは天然石であるため、完璧な石は存在しません。そのため、多少の不純物があっても、美しい石であれば十分に価値があると言えます。
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ラピスラズリの偽物
色を改変したもの
粉末を固めたもの
表面だけ張ったもの
色を改変したものは、ハウライトやラブラドライトなどの他の石を、着色剤で青く染めたものです。見た目はラピスラズリと似ていますが、色が均一で、ラブラドレッセンスがほとんどありません。
粉末を固めたものは、ラピスラズリの粉末を樹脂や接着剤で固めたものです。見た目はラピスラズリに似ていますが、重さや硬さが異なります。
表面だけ張ったものは、薄くスライスしたターコイズを、他の素材と張り合わせたものです。見た目はラピスラズリに似ていますが、ターコイズの色味が強く、ラブラドレッセンスがありません。
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ラピスラズリの主な産地
アフガニスタン:ラピスラズリの最大の産地です。古代エジプト時代から採掘が続いており、世界中のラピスラズリの約7割がアフガニスタン産です。
チリ:アフガニスタンに次いで大きな産地です。チリ産のラピスラズリは、アフガニスタン産よりも明るい色が特徴です。
ロシア:アフガニスタン、チリに次ぐ産地です。ロシア産のラピスラズリは、アフガニスタン産よりも不純物が少ない傾向があります。
イタリア、アルゼンチン、ミャンマー、アメリカは、比較的小規模な産地です。しかし、これらの産地からも高品質なラピスラズリが産出されています。
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ラピスラズリの硬度
ラピスラズリは、モース硬度で5~5.5と、比較的柔らかい石です。そのため、傷がつきやすく、衝撃を与えると割れやすいので、取り扱いには注意が必要です。
ラピスラズリは、水や熱に弱い石でもあります。水につけたり、高温の場所に置いたりすると、変色やひび割れの原因となる恐れがあります。
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ラピスラズリの相場価格推移
2022年には、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ラピスラズリの価格が上昇しました。これは、ロシアがラピスラズリの主要産地であるためです。
2023年には、依然として不安定な状況が続いていますが、今後は、需要と供給のバランスが取れて、価格が安定化すると考えられています。
なお、上記の価格は、あくまでも目安です。実際の価格は、品質や産地、大きさ、カットなどによって大きく異なります。
為替レートによって価格は変動します。1USDあたり125円で換算しています。
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ラピスラズリの年間採掘量
世界のラピスラズリの年間採掘量は、約150トンと推定されています。
ラピスラズリの主要産地であるアフガニスタンの年間採掘量は、約100トンと推定されています。これは、世界全体の採掘量の約70%を占める規模です。チリは、約30トン、ロシアは、約10トンの採掘量と推定されています。
ラピスラズリの採掘は、主に手作業で行われています。採掘されたラピスラズリは、原石のままで販売される場合や、加工されて宝石や装飾品として販売される場合があります。
ラピスラズリの価格は、品質によって大きく異なります。高品質のラピスラズリは、1カラットあたり数千ドルから数万ドルで取引されています。
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ラピスラズリの推定埋蔵量
ラピスラズリの推定埋蔵量は、世界全体で約100万トンとされています。主な産地は、アフガニスタン、チリ、ロシア、アメリカなどです。
アフガニスタンは、世界最大のラピスラズリ産地です。アフガニスタンのラピスラズリは、特に高品質で知られています。チリは、世界第2位のラピスラズリ産地です。チリのラピスラズリは、比較的安価で入手できます。ロシアは、世界第3位のラピスラズリ産地です。ロシアのラピスラズリは、青色が濃く、透明度が高いのが特徴です。アメリカは、世界第4位のラピスラズリ産地です。アメリカのラピスラズリは、比較的新しい産地ですが、品質の高さが注目されています。
ラピスラズリは、古くから宝石として使用されてきました。そのため、古くから採掘されてきた産地では、埋蔵量が減少しているものもあります。しかし、近年、新たな産地が発見されるなど、ラピスラズリの埋蔵量は十分にあると考えられています。
ラピスラズリの価格は、品質によって大きく異なります。高品質のラピスラズリは、1カラットあたり数千ドルから数万ドルで取引されています。
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人工のラピスラズリは作れる?
人工のラピスラズリは作ることができます。人工のラピスラズリは、主にラズライトとカルサイトを合成して作られます。
人工ラピスラズリの製造方法は、以下のとおりです。
・ラズライトとカルサイトを混合し混合物を高温で加熱し冷却して固める。
人工ラピスラズリは、天然のラピスラズリと比べて、色や透明度が安定しています。また、人工ラピスラズリは、天然のラピスラズリよりも安価で入手できます。
人工ラピスラズリは、宝飾品や装飾品、工業用途などに使用されています。
なお、人工ラピスラズリは、天然のラピスラズリとは区別するために、人工ラピスラズリ(synthetic lapis lazuli)と呼ばれます。
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ラピスラズリはリサイクルできる?
ラピスラズリはリサイクルできます。ラピスラズリは、主にラズライト(青金石)とカルサイト(方解石)で構成されています。ラズライトは、他の鉱物と化学的に結合していないため、比較的簡単に分離することができます。カルサイトは、熱処理によって別の鉱物に変換することができます。
ラピスラズリのリサイクル方法は、以下のとおりです。
・ラピスラズリを粉砕して、ラズライトとカルサイトに分離する。
・ラズライトを他の宝石や装飾品に加工する。
・カルサイトをセメントやガラスの原料として使用する。
ラピスラズリは、古くから宝石として使用されてきました。そのため、古い装飾品や工芸品の中に、ラピスラズリが使用されているものが多くあります。これらのラピスラズリは、リサイクルすることで、新たな宝石や装飾品に生まれ変わることができます。
また、ラピスラズリは、工業用途にも使用されています。例えば、ラピスラズリは、ガラスやセメントの着色剤として使用されています。これらのラピスラズリも、リサイクルすることで、新たなガラスやセメントに使用することができます。
ラピスラズリのリサイクルは、環境に優しい取り組みです。ラピスラズリをリサイクルすることで、新たな資源を生み出し、廃棄物を減らすことができます。
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様々な天然石パワーストーンのデータベースです。
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